東京大学生産技術研究所

洋上風力・海洋エネルギーによる東北再生連携研究グループ

OETR Ocean Energy for Tohoku Regeneration

 

明治三陸大津波(1896)、昭和三陸津波(1933)、チリ地震津波(1960)に続いて、東日本大震災津波は三陸地方を又も襲った。海の壁となって、巨大防潮堤を乗り越え、沿岸都市・集落に壊滅的打撃を与えた。陸と海を隔てた従来の発想を超えなければ、新しい沿岸地域の復興再生の姿は描けないことを強烈に印象づけた。さらに、福島の原子力災害は、狭い国土に54基もの原子力発電所を抱える危うさを人々が考える契機となった。

 わが国は海に囲まれた世界屈指の海洋国家であるが、この広大な海洋空間がうまく利用されておらず、日本の総発電設備容量を大きく上回る膨大なポテンシャルをもつ海洋自然エネルギー(風力、波力、潮力など)の利用についても十分な配慮がなされなかった。本研究は、陸と海を隔てた従来の発想を超えて、沿岸都市再生に「海洋空間と海洋自然エネルギーをいかに利用するか」という視点によって、津波防災に強い、低炭素型都市・地域のあり方を示そうとするものである。

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第2回OETR(海洋エネルギー東北再生)シンポジウム「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」

平成24年3月27日(火)開催


【日 時】:平成24年3月27日(火)

【会 場】:東京大学駒場リサーチキャンパス(Ⅱ)コンベンションホール(An棟2階)

参加費:シンポジウム無料、懇親会:3000円

【参加申込】

申し込み要領:氏名、連絡先、懇親会への参加有無を 下記アドレス宛にEメールでお申し込み下さい。

oetr@iis.u-tokyo.ac.jp


申し込み期限:3月16日(先着順)


プログラムはこちら

OETR_2ndSympo_Flier_A4.pdf