[ News ]
「岩手県海洋エネルギーシンポジウム」を開催しました
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日時|2016年9月7日()13:30−17:30
会場|盛岡地域交流センターマリオス18階
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プログラム
■開催挨拶|13:30−13:40
□主催者|大平尚[岩手県政策地域部長]
■基調講演|13:40−14:30
□国内外における海洋再生可能エネルギーの取組の現状と今後の展望
木下健氏[長崎総合科学大学長]
■特別講演|14:30−15:10
□スペインの海洋再生可能エネルギー活用に向けた取組()
María del Coriseo González-Izquierdo氏[スペイン大使館経済商務参事官・経済商務所長]
Francisco García氏[スペイン再生可能エネルギー協会海洋エネルギー部門代表]
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休憩()
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■分科会|15:20−17:00
[分科会1]復興まちづくりと海洋エネルギーの活用について
モデレータ|八代仁氏[岩手大学副学長]
□取組紹介1|海洋エネルギーの取組と復興まちづくりについて
笹村聡一氏[釜石市企業立地課エネルギー係長]
□取組紹介2|電力の利活用と地域の漁業振興について
田中教幸氏[岩手大学三陸水産研究センター長]
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[分科会2]海洋エネルギー関連産業の創出に向けて
モデレータ|中原裕幸氏[(一社)海洋産業研究会常務理事]
モデレータ|鎌田公一氏[(地独)岩手県工業技術センター理事]
□取組紹介1|福井県における海洋エネルギーの取組について
大西正晃氏[福井県安全環境部環境政策課主任]
□取組紹介2|ブローホール波力発電実証研究の取組について
宮崎武晃氏[(一社)ブローホール波力発電機構代表理事]
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休憩()
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■まとめ|17:15−17:30
各分科会のモデレータから発表
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閉会
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シンポジウム会場のようす
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[ News ]
2016年2月19日(金)
13:30−17:30
OETR「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」を開催
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2016年2月19日(金)、岩手大学学生センターで、OETR研究グループは岩手県、岩手大学と共催で、第6回OETR()シンポジウム「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」を開催した。
本シンポジウムでは、世界の港湾都市の復興事例や海洋エネルギー導入事例を通じて、三陸のまちづくり、仕事づくりを考える企画とした。産官学のさまざまな立場の方約80名の参加があった。
国、岩手県のエネルギー政策や岩手大学の三陸復興に向けた取り組みについて紹介があった後、ノルウェーでの洋上風力発電の開発状況、海洋エネルギーと東北の都市再生に関する特別講演があった。
パネルディスカッションでは、風力発電に加えて、波力発電の研究開発を地元企業が参画しながら進めていること、海洋エネルギーの研究開発に伴って、機械、電気関連の産業のみでなく、宿泊、食事、観光などの様々な産業が誘起されたこと、三陸のまちづくりにつなげるためには、地域に特徴的なことを見つけて、アピールすることが重要であることなどが紹介された。


シンポジウム会場のようす
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当シンポジウムの資料()は下記よりダウンロードできます。
開催情報を記載したフライヤー
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[ News ]
2016年2月19日()に
第6回OETR()シンポジウム
「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」の開催概要
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第6回OETRシンポジウムでは、世界の港湾都市の復興事例や海洋エネルギー導入事例を通じて三陸のまちづくり、仕事づくりを考えます。
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日時|2016年2月19日()13:30−17:30()
会場|岩手大学学生センターC棟2階()
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主催|東京大学生産技術研究所OETR研究グループ
共催|岩手県、岩手大学
後援|釜石市、久慈市、洋野町、公益財団法人釜石・大槌地域産業育成センター、岩手大学工学部附属ソフトパス工学総合研究センター農林水産ロボティックス研究グループ、INS水産ロボティックス研究会、岩手県海洋エネルギー産業化研究会、いわて沿岸北部海洋再生可能エネルギー研究会
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アクセス
キャンパスマップ()
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プログラム()
■挨拶|13:30−13:40
□東京大学生産技術研究所
岩手大学
■取組発表|13:40−14:50
□わが国におけるエネルギー政策の動向について──
3E+Sの実現に向けたエネルギーミックス
須山照子[資源エネルギー庁電力・ガス事業部]
□岩手県における海洋再生可能エネルギーの取組
佐々木淳[岩手県政策地域部科学ILC推進室室長]
□三陸復興に向けた岩手大学の取組
八代仁[岩手大学副学長()]
■特別講演|15:00−16:20
□浮体式洋上風力発電の取組
講師|Anita H. Holgersen[スタットオイル社()]
□海洋エネルギーと東北の都市再生
講師|太田浩史[建築家]
■パネルディスカッション|16:30−17:30
□海洋エネルギーと三陸のまちづくり、仕事づくり
[パネリスト()]
Anita H. Holgersen[スタットオイル社()]
須山照子[資源エネルギー庁電力・ガス事業部]
太田浩史[建築家]
三好扶[岩手大学工学部機械システム工学科准教授]
黒崎明[()釜石・大槌地域産業育成センター顧問研究員]
小鯖利弘[岩手県海洋エネルギー産業化研究会副会長]
■懇親会|17:30−19:30
シンポジウム終了後、講師を囲んでの懇親会を開催します。
場所|岩手大学構内インシーズン 会費|4,000円
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■参加申し込み()
以下よりお受けつけいたします。
□PCからの申し込み
□携帯端末からの申し込み
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■註
スタットオイル()社
ノルウェーに本社を有する国際的な石油・ガス企業。世界30カ国以上で積極的に事業を展開。
浮体式洋上風車分野では先駆的な取組を実施中。
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[ News ]
2015年3月25日(水)
14:00−17:00
第5回OETRシンポジウムを開催
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2015年3月25日(水)の14:00−17:00に、岩手県立釜石高等学校において、第5回OETRシンポジウムが開催された。今回のシンポジウムでは、基調講演として、髙川真一氏()、秋元博路氏()より、洋上風力エネルギー活用に向けた技術開発や、浮遊軸型風車の開発に向けた最新情報について紹介があった。また、太田浩史氏()より、海洋エネルギーを活用した港湾都市再生に向けて、情報のデリバリーとシビックプライドに関する講演があった。次に、小笠原順一氏()より、今後釜石市で展開される「リニア式波力発電」プロジェクト、北澤大輔()より、海外の海洋エネルギー実証フィールド先進地訪問について報告があった。
岩手県立釜石高等学校の一年生有志による海洋エネルギー理解促進パンフレットの作成に関する発表があった後、黒崎明氏()より総括がなされた。
海洋エネルギーに関する活発な質疑応答がなされるとともに、海洋エネルギー理解増進パンフレットからは、釜石高等学校の生徒の熱意が伝わり、釜石市において海洋エネルギーに対する関心が確実に高まってきているようすが感じられた。
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当シンポジウムの資料()は下記よりダウンロードできます。
岩手県立釜石高等学校一年生有志による海洋エネルギー理解促進パンフレット
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第5回OETRシンポジウム開催概要
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浮体式洋上風車と海洋エネルギーの最前線──
実証試験・人材育成による生産技術強化にむけて
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日本の地理的条件、海象条件に適した浮体式洋上風車と海洋エネルギーにかかる技術開発の最前線を紹介する。また、実証試験と人材育成による生産技術強化にむけて、最先端の実証試験の現状を報告するとともに、海洋エネルギー技術に興味を持つ産業関係者や若年者に対して普及啓発を行なう。
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開催日|2015年3月25日(水)
会場|岩手県立釜石高等学校
定員|70名
参加費|無料
主催|東京大学生産技術研究所OETR連携研究グループ
共催|岩手県、釜石市
助成|一般財団法人生産技術研究奨励会
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プログラム()
■開会挨拶|14:00−14:10
□北澤大輔[東京大学生産技術研究所OETR連携研究グループ代表]
□野田武則[釜石市長]
■基調講演|14:10−15:40
□洋上風力エネルギー活用に向けての技術開発|髙川真一[髙川技術設計代表]
□浮体式洋上風車の概念を変える
Floating Axis Wind Turbine()の提案|
秋元博路[大阪大学工学研究科特任教授]
□情報のデリバリーとシビックプライド|太田浩史[東京大学生産技術研究所講師]
休憩|15:40−16:00
■報告|16:00−16:45
□NEDO研究開発プロジェクトについて|
小笠原順一[釜石・大槌地域産業育成センター事務局長]
□海洋エネルギー実証フィールド先進地
PLOCAN訪問について|北澤大輔
□海洋エネルギー理解促進パンフレットの
作成について|岩手県立釜石高等学校一年生有志
■総括|16:45−17:00
□黒崎明[東京大学生産技術研究所特任教授]
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当シンポジウムの資料()は下記よりダウンロードできます。
開催情報を記載したフライヤー
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[ News ]
2014年2月18日()
10:00−17:30
OETR + OEAJ「美しい日本の洋上風力発電のためのシンポジウム」を開催
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2014年2月18日()、東京大学駒場キャンパス内にある大学院数理科学研究科大講堂で、OETR連携研究グループはOEAJの協力を得て「美しい日本の洋上風力発電のためのシンポジウム」を開催した。
国内外の専門家、将来、洋上風力発電その他海洋エネルギーの立地に関心のある自治体、漁業関係者200名()が参加。──「いかに乗り超えるのか、立ちはだかるコストとアクセプタンス」という問いかけに対し、世界の先進地と日本の地域という両極が、三つのワークショップを通じてあるべき方向性を探った。議論においては次の三点が卓越した。
[1]海上工事が最大の高コスト要因であり、そこは、発電機の大型化、サプライチェーンの最適化、時間短縮などによって克服できると考えられている()
[2]中長期的な視野からは、洋上浮体構造、発電機、工事工法についてより革新的な技術開発も行なわれている()
[3]日本では、沖合でのウィンドファームを受け入れてくれそうな漁業者はこれまでのところ存在していない。協力的な意見が漁業者のなかから上がり始めているいまこそ、漁業との共存・協力関係を構築する好機であり、最優先課題である()
なお、来場者へのアンケート回答結果からも、洋上風力発電の普及促進のための最重要課題は「海上設置工事コストの削減」と「漁業との協力関係の確立」の2点に絞られることが確認できた。

シンポジウム会場のようす
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当シンポジウムの資料()は下記よりダウンロードできます。
開催情報を記載したフライヤー
各登壇者の略歴や発表に関する資料を簡単にまとめた概要書()
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[ News ]
OETR + OEAJ 2014.2.18
「美しい日本の洋上風力発電のためのシンポジウム」は、定員に達したため、お申し込みを締め切りました。
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[ News ]
OETR + OEAJ 2014.2.18
美しい日本の洋上風力発電のためのシンポジウム
──いかに乗り超えるのか、立ちはだかるコストとアクセプタンス
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福島沖と五島沖では、いよいよ浮体式洋上風力発電の先導的実証事業が始まりました。
今年は、海洋エネルギー実証フィールドの立地海域の決定、洋上風力発電向け買い取り価格()の決定など、日本の海洋エネルギー開発・利用は転機を迎えることになります。
しかし、海洋エネルギーの本格的普及の前途には「コスト」と「アクセプタンス」という依然として高い壁が立ちはだかっています。
本シンポジウムでは、これらの課題に焦点を当て、第1部から第3部の三つのワークショップを通じて、世界の先進地と日本の地域という両端から、あるべき方向性を探ります。
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開催日|2014年2月18日()
時間|10:00−17:30()
会場|東京大学駒場キャンパス大学院数理科学研究科大講堂()
開催|東京大学生産技術研究所()
協力|海洋エネルギー資源利用推進機構()
参加費|無料[懇親会|会費3000円]
参加申し込み要領|
氏名、所属、連絡先、参加プログラムを記載のうえ、参加希望をシンポジウム事務局()宛にEメールにてお知らせください。
第1部と第2部の内容を踏まえた討議を第3部で行ないますので、可能な限りすべてのプログラムに参加いただけますようお願いいたします。
参加プログラム|
[1]第1部のプログラムに参加する
[2]第2部のプログラムに参加する
[3]第3部のプログラムに参加する
[4]第1部-第3部すべてのプログラムに参加する
[5]懇親会()に参加する
参加申し込み期限|2014年2月12日 定員()に達ししだい締め切らせていただきます。
シンポジウム事務局|
東京大学生産技術研究所北澤研究室
oetr@iis.u-tokyo.ac.jp
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1 駒場リサーチキャンパス
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[ News ]
明けましておめでとうございます。
2014年2月18日に第4回OETRシンポジウムを開催いたします。
詳細は近日中に公表いたします。
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[ News ]
2013年11月1日に
釜石市で海洋エネルギー講演会開催()と
第4回OETRシンポジウムの延期
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10月28日−30日に笹川記念館()で開催される国際会議「World NAOE Forum 2013 & International Symposium on Marine and Offshore Renewable Energy」に出席するためEMEC代表のニール・カーモード氏が再来日します。この機会に、同氏を釜石にお招きして岩手県と東京大学OETR連携研究グループの共催で海洋エネルギーの講演会を開催するものです。9月9日の週には釜石市の調査団がNaRECとEMECを訪問しますが、講演会では海外調査の報告も予定されています。
また、日程上窮屈であることから、当初10月31日開催を検討していた第4回OETRシンポジウムを延期することに致しました。予告ご案内をさせていただきました方々には、大変ご迷惑をおかけすることになりお詫び申し上げます。
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[ News ]
2013年7月30日、
唐丹湾沖にGPS波浪計を再設置
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本年4月以降、修理のため回収したままになっていたGPS波浪計測ブイを再設置した。設置場所は、実証フィールド候補海域の最南端付近にあたる水深130mの海域である。設置には、唐丹湾漁業協同組合の全面的協力のもと、漁師さん10名に総がかりであたっていただいた。

波浪計測ブイ再設置のようす
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[ News ]
2013年7月9日()と7月18日()に
相次いで協議会が開催される
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2013年7月9日()、岩手県盛岡市のエスポワールいわてにおいて、岩手県主催の「第1回三陸復興・海洋エネルギー実証フィールド検討委員会」()が開催された。OETRの構想を中心に実証フィールド案について県の説明を受けて、出席委員の間で討議が交わされた。また、7月18日()には釜石市海洋エネルギー実証フィールド誘致推進協議会()が開催され、とくに漁業への影響について白熱の議論が交わされた。

釜石湾を囲む10km圏内に
コンパクトに構成される
海洋エネルギー研究学園都市構想
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[ News ]
2013年4月18日()に
海洋エネルギー導入調査の成果報告会
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OETR連携研究グループでは、2012()年度をかけて三陸における海洋エネルギー実証実験フィールドの最有力候補海域に釜石市沖を選定し、自然条件および社会条件について調査研究を行なってきた。その調査研究の成果について2013年4月18日、釜石市で報告会が開催された。会場の一角には、東京大学生産技術研究所太田研究室が製作した海洋エネルギー研究センターの模型も展示された。

海洋エネルギー研究センターの
CGイメージ()

実証フィールド候補海域からみた釜石の山と海と街。
「この街には海洋エネルギーが最もしっくりとくる」と、会場からはそんな声が上がった
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[ News ]
2013年3月12日に
海洋エネルギー実証フィールドの
公募と要件が発表
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内閣官房総合海洋政策本部事務局は、「実証フィールドの要件と選定の方法について」を公表、実証フィールドの場所選定を行なうための具体的要件と選定の方法()を示し、地方自治体を対象に海洋エネルギー()実証実験フィールドの公募が開始された。応募期限は2014年の2月末。3月12日に東京溜池山王で開催された説明会には事前の予想を上回る、自治体からの出席者約40名を含む100名ほどが出席した。
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[ News ]
2013年2月28日()、
最終報告書『美しく力づよい東北復興』が刊行
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第1−3回のシンポジウムの成果をまとめた報告書()を刊行しました。シンポジウムのほかに伊東豊雄氏へのインタヴューや世界の港湾都市の再生事例、OETRの考える「三陸リサーチ・シーフロント構想」、ヨーロッパの事例の訪問調査記録、さらにはOETRによる釜石市内の小学校でのワークショップの成果報告などを収録。

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[ News ]
2013年2月18日()、
「三陸復興・海洋エネルギー導入検討委員会」
()が開催
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昨年9月21日に東京で開催された第1回委員会につづく第2回委員会が岩手県盛岡市で開催された。海洋エネルギー導入と実証フィールドの県内誘致に向けて東京大学OETR連携研究グループの協力のもと岩手県が行なってきた調査結果の概要が報告された。報告では、岩手県沖には風力と波力のポテンシャルが十分にあることや、実証フィールド誘致などが地域振興につながる可能性が十分にあることなどが報告された。

多数のオブザーバーも出席した委員会のようす
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[ News ]
2013年1月30日()、EMEC代表を招き
「三陸復興・海洋エネルギー講演会」を開催
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2013年1月下旬、海洋エネルギー実証実験に関して日本とスコットランドの絆をつないできたリチャード・モリス氏がヨーロッパ海洋エネルギーセンター()から英国再生可能エネルギーセンター()に転出されることになった事情を受けて、関係方面に挨拶のためニール・カーモードEMEC代表が釜石市を訪問した。
この機会をとらえ、1月30日()岩手県釜石市の釜石ベイシティホテルで、岩手県と東京大学の共催で、「三陸復興・海洋エネルギー講演会」が開催された。
齋藤敦夫氏()開会挨拶、若崎正光氏()による野田武則市長挨拶代読で始まり、木下健()、ニール・カーモード()、黒崎明()、金谷保恒氏()の講演がそれぞれ行なわれた。参加した関係者、市民約100人は実証実験海域の釜石への誘致へと向けて機運を高めた。
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[ News ]
2013年1月11日()、
高校生向け講座で
海洋エネルギー利用の授業
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黒崎明()は東京大学駒場キャンパス18号館ホールにて開催された「高校生のための金曜特別講座」において、「海洋エネルギー利用の開発風景」について講義を行ない、そのなかで、岩手県釜石市に検討中の「みんなの風車プロジェクト」を紹介した。
海洋エネルギーや洋上風車の世界的な動向についてアンケートを取ったところ、受講前には「知らなかった」という生徒が多かったが、受講後は海に囲まれた日本での開発・導入についてポジティヴな反響があった。
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[ News ]
2012年11月3日()、EMECモリス氏を招き
「三陸復興・海洋エネルギーシンポジウム」を開催
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岩手県釜石市の釜石ベイシティホテルにおいて、岩手県と東京大学の共催でシンポジウムを開催。上野善晴氏()開会挨拶、若崎正光氏()による野田武則市長挨拶代読で始まり、佐々木淳氏()、阿部聡氏()、早稲田卓爾()、中原裕幸氏()、リチャード・モリス氏()の講演に続いて、市民代表者を中心にパネルディスカッションが行なわれた。コーディネーターは木下健()、パネリストは鹿野順一氏()、木村琳蔵氏()、小鯖利弘()、中原裕幸氏()である。
会場には県内外の専門家や市民ら約100名が出席し、海洋エネルギーの利活用や開発のための実証実験海域の誘致について地元の人たちの理解が深まった。

パネル討議「海洋エネルギーを利用したまちのみらい」
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[ News ]
2012年11月1日()、
第3回OETRシンポジウムを開催
[生研ニュースNo.139記事より]
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2012年11月1日()、東京大学本郷キャンパスの一角にある伊藤国際学術センター伊藤謝恩ホールで、海洋エネルギー&東北再生()連携研究グループが主催する第3回OETRシンポジウム「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」が開催された。OETR連携研究グループは、同じテーマでそれまでに2回のシンポジウムを開催している。
北澤大輔准教授()の司会の下、木下健教授()の開会挨拶に続き、伊東豊雄氏()が復興活動のひとつとして取り組まれ、その活動により第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の金獅子賞を受賞した「みんなの家」プロジェクトについて講演いただいた。
松岡正剛氏()の「3.11後の世界と日本」、伊藤香織准教授()の「シビックプライド」に続き、リチャード・モリス氏()から海洋エネルギー開発の先進地スコットランドの取り組み、山崎博氏()から海洋エネルギー立地における港湾利用、佐々木真二郎氏()から三陸復興国立公園構想、南條史生氏()から三陸沿岸の美しい景観を背景にした海と森の美術館のかたちについてと、さまざまな分野のゲストによる講演を受けた。その後東京大学より鈴木英之教授()、荒川忠一教授()のコメントを交え、早稲田卓爾准教授()から三陸沿岸の海洋エネルギーのポテンシャルについて、太田浩史講師()から沿岸都市再生モデル、黒﨑明特任教授()から分野融合のかたちとプロセスについてCGを使ったイメージで応える形式となった。最後に野城智也教授()の挨拶により閉会した。

基調講演を行なった建築家伊東豊雄氏

会場となった伊藤謝恩ホール
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[ News ]
第3回OETRシンポジウムの当日受付
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東京大学伊藤国際学術センター伊藤謝恩ホールにて開催を予定しております
第3回OETR(海洋エネルギー&東北再生)シンポジウムですが
座席に若干の余裕がありますので
当日の受付を行なうことにいたしました。
みなさまのご参加をおまちしております。
詳しくは「ごあんない」をご覧ください。
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[ News ]
第3回OETR(海洋エネルギー&東北再生)シンポジウム
「美しく力づよい沿岸都市再生と海洋エネルギー」[東京会議]が
2012年11月1日(木)に
東京大学伊藤国際学術センター伊藤謝恩ホールにて開催
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3回目を迎える本シンポジウムでは、海洋エネルギーをつうじた沿岸都市再生の可能性について、これまでの2回より一歩踏み込んで、三陸での具体的な地域を想定し実現化イメージを探ってゆきます。この地域の海洋エネルギーのポテンシャルを調査分析するにあたりヨーロッパ海洋エネルギーセンター()よりリチャード・モリス氏をお迎えするほか、美しく力づよい都市のあり方について港湾利用と国立公園の使い方に着目してまいります。
また、第2回に続き伊東豊雄氏()をお招きし、復興活動のひとつとして取り組まれている岩手県陸前高田市に建設中の「みんなの家」()についてお話しいただきます。
さらには歴史的、文化的な側面からの復興再生のあり方について考えるために、松岡正剛氏()に東日本大震災以降の文化的社会的状況の変化について、南條史生氏()には三陸沿岸の美しい景観を背景にした海と森の美術館のかたちについて、それぞれご講演いただく予定です。
参加方法などにつきまして詳しくは「ごあんない」をご覧ください。

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[ News ]
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OETRホームページを
リニューアルいたしました。
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[ News ]
中間報告書『美しく力づよい東北復興』刊行
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第2回OETRシンポジウムを中心にまとめた
中間報告書『美しく力づよい東北復興』が刊行されました。

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